様々な要因が重なって事故は起きてしまう・・・
2019.05.09
しゃちょう’s blogも12回目の投稿です。ご覧頂きありがとうございます。
「令和」になって初めての投稿なのですが、今日のお仕事の話は、残念な内容になりそうです。このblogに掲載するか? しないか?
葛藤はありましたけど、「ありのままのシュライン物流」を記録することも、大切なことかも知れません・・・
度々紹介している職場環境改善アンケート。今回はアンケート結果に基づき、無事故継続の意識向上を目的とした「無災害記録板」を各事業所に設置しました。
本社事業所では、残念ながら2019年3月29日に発生した車両事故(物損事故)から、無事故日数をカウントしていきます。平成最後の日、平成31年4月30日は、無災害記録1ヶ月達成で緑十字が完成しました!
令和元年5月1日も無事故でスタート。今年のGWは10連休という長丁場なので、気を緩めずに無事故継続のはずが・・・
10連休最後の日、2019年5月6日月曜日・祝日に乗務員の労働災害が発生してしまいました。
積込地で仮置きされたパレットに、積荷保護のためパレット外周からラップを巻いていたところ、接車ホームの設備的不備に気が付かず左足を落下。その際左足スネ付近を裂傷する災害でした。
連続無事故日数も37日でストップ。目標の365日には遠く及ばない結果です。
「我社は輸送の安全を追求し、究極の安全を達成する」ことを経営理念とし、とにかく安全最優先で色んなことに取り組んでいます。その一環として、私自身も早朝5時30分に出社し、乗務員の始業点呼やアルコールチェックを対面で実施。緊張感を持って無事故で仕事が出来るように、毎日笑顔で送り出しています。
しかし、「こんな時に限って・・・」という思いもよらない様々な要因が重なって、事故は起きてしまいます。
5月6日は部長が本社事業所で勤務、私は公休。専務も公休。佐賀支社運送係長も公休。接車ホームの設備的不備や仮置きされたパレットの位置問題。GW連休中で高速道路は予測不可能な渋滞が発生。当該乗務員は不定期な配送先で、しかも物量が多くて積込みに時間がかかり、焦りの気持ちが生じて安全確認が不十分など・・・
また1から。千里の道も1歩から。1年間の無事故目標日数も1日から。
「リスクテイキングをしない・させない・ゆるさない」ことに重点を置いた指導や教育を行い、まずは5月中に事故や災害を再発させないことが大切です。
今日からまた、無事故・無災害を積み重ねる日々が始まります。
おしまい