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雨の日には配送トラブルが増加する傾向があります。しかし、雨の日でもドライバーは荷物を運ばなければなりません。シュライン物流のドライバーがどのようなことに気を付けて荷物を運んでいるかをご紹介いたします。
雨の日は晴れの日以上にリスクマネージメントを行わないと、事故やトラブルにつながる可能性があります。ではどのようなリスクが考えられるのでしょうか?
雨の日は日頃、自転車や徒歩移動の人も自家用車やタクシーを利用し、交通量が増える傾向にあります。また視界が悪いことから、スピードを普段よりも落とすため、渋滞の原因になります。雨の日は、いつもより移動時間がかかることから、より柔軟かつスピーディーに荷積み・荷降ろしをする必要があります。
伝票が雨で濡れると印字がにじんでしまい、配達先が分からなくなるというトラブルも発生します。確認作業が増えると配達業務の効率が悪化しかねません。移動はもちろんですが、荷物の取り扱いにも気を付ける必要があります。
雨の日は道路が滑りやすく、配送中の転倒や事故などの恐れが高まります。例えば、荷物を運んでいるときに手が滑って落としたり、転倒してしまったりなどです。また、運転中においても路面やタイヤが濡れていることによるスリップなどのリスクがあります。一つひとつの行動をいつもより注意深く行うことがリスクヘッジへの第一歩です。
雨の日は視界不良に陥りやすく、道路が濡れて滑りやすくなっていることから事故が増えるという調査結果が出ています。
雨の日の運転は、視界が悪いだけではなく、路面が滑りやすくなっているため、晴天時よりも慎重に運転する必要があります。首都高速道路株式会社の調査によると、雨天時の時間当たりの事故件数は、晴天時と比較し、約5倍も高くなっているといわれています。さらに、雨天時の夜間は視界がますます悪くなるため、深夜になると晴天時の約7倍も事故が発生してしまいます。
出典元:JAF
雨の日にもっとも多いのはスリップ事故です。雨の日にスピードを出すと、スリップしやすくなり交通事故につながってしまいます。また、視界不良による建物やガードレールへの追突も多いことが明らかになっています。
晴れの日と比べて事故リスクの高い雨の日の配送にはいつも以上に注意と配慮が必要です。実際に先輩の声を見ていきましょう。
先輩社員A
「雨の日の事故で特に多いのが、スリップ事故と視界不良による事故です。晴れている日の感覚で走行していると、思わぬタイミングで危険が生じるため、視界の確保と気象条件に合ったスピードの確保に気を付けています」
先輩社員B
「水滴の付着や内部のくもりから視界不良に陥りがちなので、いつもより目視での確認を大事にしています。運転中は前方だけでなく、サイドミラーやバックミラーでの後方の確認も忘れません」
先輩社員C
「路面状況が滑りやすくなっているので、スピードを落とす。十分な車間距離を取る。急ハンドルや急加速などの急がつく運転操作をしないことです。雨の日の注意点を知ることが、事故を未然に防ぐことにつながると思います」
今回は、ドライバーが雨の日に気を付けていることをご紹介しました。いつも以上に気を使う雨の日の配送ですが、しっかりと危機管理を行うことで安心・安全に荷物を届けましょう!
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